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2005-08-22

弟橘姫シンドローム

橘樹神社 8月14日に、千葉県は茂原市に鎮座する、橘樹(たちばな)神社に行ってきたんですよ。弟橘姫を祭る神社は数々あれど、ヤマトタケル自身の手による創祀は唯一ここだけ。昨年夏から行かねばという思いがありましたが、ついにそのときがやってきて、弟橘姫に対する思いを精算することに・・・。大変なこととなりました。今回はその総決算。 
「私、あなたのために生まれてきたの・・^ ^) 」  そう言って無邪気に微笑む女の子に、男性だったら誰でも、人生に一度はめぐり会ってみたいと思うことでありましょう。その『あなた』のために、身も心も簡単に捧げてしまえる女性、そういう人をイメージすれば、私が感じる弟橘姫を想像できるでありましょうか。  しかし実際に出会ってみると、『あなた』は困った事態に陥ってしまうかもしれません。このような女性は、『あなた』の中に我を忘れ、『あなた』の中での自分に幸せのすべてを見出そうとするために、四六時中絶えず『あなた』の評価がどうなのかということを知ろうとします。そのため男性が男性としての仕事で集中力を発揮しようとするときに、その『あなた』のまなざしを執拗までに求めようとする心が、重たく邪魔になってしまうかもしれないのです。 「ねぇ・・、私も連れて行って、タケルさまぁ・・」  ヤマトタケルが東夷征伐に出かける際、もしかしたら弟橘姫はこんな風にタケルに持ちかけたのかもしれません。 「だめだ、命を懸ける男の仕事に、女人は足手纏いじゃ。」  おやじに死の宣告を受けたのかもしれないと悶々としているヤマトタケルの心中を察すると、とても女性どころではないという感覚が伝わってきます。しかしだからこそ弟橘姫は付いて行きたくなります。「命が危ないのなら私が助けてあげたい。それに現地で欲望を満たすような女性をいちいち調達されるのは嫌だ。いつもおそばに仕えて、タケルさまのまなざしの中で呼吸をしていたい・・」、そんな切ない女心が、タケルの危機と同時に燃え上がったとしても不思議ではないでありましょう。 「しょうがねえな・・。」 「エヘッ、来ちゃった ^ ^) 」  そんな会話があったかどうかは何の記録にもございませんが、とにかく弟橘姫は東国遠征をしているヤマトタケルと、相模の国に入る手前で合流することに成功したのです。その途端に危機が・・。葦原の中で二人とも焼かれてしまうところでしたが、叔母さん(倭姫)にお借りした二つのグッズ(剣と火打石)で難を逃れることに成功。その後二人の旅は三浦半島へ・・。  この二人のラブラブ道中に何があったのかは創造にお任せいたしますが、ヤマトタケルの心中としましては、「よくぞ我の胸に飛び込んできてくれた」と思う愛しい気持ちと、「仕事をするときは距離を取ってくれ」という邪魔に思う気持ちの両方があったと、はっちゃん@タケルは推理してみます。それに呼応するかのように、弟橘姫の心にも「あなたのために生きているの」という気持ちと、「邪魔ならばいっそ死んでしまいたい」という気持ちの両方を感じ、揺れ動いていたことでしょう。  そして、その弟橘姫の思いを、両方実現してしまう機会が訪れてしまうのです・・。  そう・・、それが走水の海(東京湾)入水事件・・。  弟橘姫は、五人の女官と共に、海の上に畳を敷いて入水したと言われています。                           (蘇我神社由緒書より)  このことをタケルが事前に知っていたら、怒って止めていたのではないでしょうか。 「バカ!、なんてことするんだ!」 しかしすでに手遅れであった。弟橘姫は彼女なりの『愛』の実現のために、実行を済ませたあとでした。このときのタケルの心中はどうだったのでしょうか。  そもそも西の方で山の神や川の神たちと散々わたり合って勝利してきたヤマトタケルです。海の神が怒っているとしても、そんなに慌てることはないはず。海が荒れているからといって、それ程気にしていなかったのかもしれません。でも巫女だった弟橘姫は、独自に海神様が怒っていることを知り、彼女の行動基準で実行に移してしまったのです。 「しまった!・・・」  後悔先に立たず、「そうならそうと、言ってくれればいいのに・・」タケルの心に愛しい弟橘姫との思い出が数々去来します。「ここまで全存在を賭けてくれる人は今までいなかった・・、邪険にしないでもう少し優しくしてやればよかった・・」。その愛に感謝する気持ちや悲しい気持ち、さらに自分に対する腹立たしい気持ちなど、様々なものを歌に託して、房総半島に渡ることができたヤマトタケルは、弟橘姫を偲んだのでありました。  君さらず 袖しが浦に立つ波の その面影を 見るぞ悲しき   この歌が、『木更津』や『袖ケ浦』の地名の由来とされています・・。 <続く・・> <あとがき>  あ、あれ?、本題に入る前に終わってしまいましたね。本当はこの弟橘姫を背負っている人が、どのような行動パターンとトラウマを抱えているのか、そしてヤマトタケルはこの弟橘姫に対して、現代再び出会ったとしたら、どうしてあげなかればならないのかということを、書こうとしていたのです。今回はその準備段階。はっちゃんが感じる二人の心理描写を、克明に描き出してみました。  次回、お楽しみに・・。
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こんばんは。がんばれ!はっちゃんその一言につきます。弟橘姫さんに向かい合うのは同じ女性の方の方が早道のような気がいたします。が、いかがでしょうか。弟橘姫さんにもお幸せになって頂きたいです。

こんばんは。おからです。
とりあえずわかったのは私は弟橘姫さんタイプではないですね。間違いなく。
私のことは置いといて。
はっちゃん、体は大丈夫ですか?
次はお彼岸なので、ぼたもち食べて頑張ってね~。

今の時期なら『ぼたもち』ではなく、『おはぎ』ですね。失礼!

☆まゆりんさん
激励ありがとうございます。
確かにタケルの弟橘姫に対する思いは深すぎますね。
愛しく思う気持ちの反面、死なせてしまったという自分を責める気持ち・・。
これを持ちつづけていたら死んじゃうと感じるほどです。
この辺をクリアーにして、今は心を穏やかにしたいです。その一心。
☆おからちゃん
確かにおからちゃんはマイペース自己愛キャラですね。
今のところ弟橘姫ではないようです。でも
「自分の魂がこの人でできている。」
と感じちゃうような人に、人生のどこかで出会うかもしれません。
そうすれば弟橘姫になれます。
別になりたくないか・・。
おはぎ楽しみ~。。
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シュバン

Author:シュバン
ミクシィで『ひふみ神示』コミュの管理人をしています。人間に見えるけど、猫です。

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